2024年のパリオリンピックに向けて、バスケ日本代表のポイントガード(PG)の座を争う2人の選手。それが河村勇輝選手と富樫勇樹選手です。
河村選手は、若くしてBリーグや日本代表で活躍し、将来を嘱望される新星。富樫選手は、日本代表のキャプテンとして、経験と実力を兼ね備えたベテランです。
ふたりは、同じポジションでありながら、プレースタイルや個性が異なり実力や人気からどちらが最強のPGかしばしば議論されます。そこで今回は、2人のPG河村勇輝と富樫勇樹どっちが最強PG?高校時代から凄さを比較!として紹介していきます。
河村勇輝と富樫勇樹の高校時代の成績は?
羽田空港の航空機事故で中断
『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!
バスケットボール対決 完全版』1/6(土)放送決定https://t.co/KiRm0t2aQX富樫勇樹、河村勇輝、馬場雄大、ジョシュ・ホーキンソン、吉井裕鷹、原修太、高田真希、宮崎早織、馬瓜エブリン、八村阿蓮、満島真之介が参加した。…
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) January 4, 2024
河村勇輝選手と富樫勇樹選手は、日本バスケットボール界を代表する優秀なポイントガードとして知られています。
2人は高校時代から注目選手として活躍。両選手の高校時代の成績、活躍、受賞歴について見ていきます。
河村勇輝の高校時代の活躍と受賞歴!
河村勇輝選手は山口県出身で、中学卒業後に福岡県の福岡第一高校へ進学。
福岡第一高校は、日本のバスケットボール界で名門として知られ河村選手は、入学してすぐにチームのレギュラー選手として活躍。
3年生の時にはチームのキャプテンを務め高校時代は、全国大会での4回の優勝と、そのうち3回のMVP受賞という素晴らしい成績を残し超高校級選手として注目されていました。
河村勇輝の高校時代の受賞歴
2018年12月 ウインターカップ2018優勝、MVP
2019年8月 全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会優勝、MVP
2019年12月 ウインターカップ2019優勝、ベストファイブ
富樫勇樹の高校時代の活躍と受賞歴!
富樫勇樹は新潟県出身で、高校時代にはアメリカのモントロス・クリスチャン高校にバスケットボール留学。
この高校はNBAプレイヤーを輩出することで知られ、富樫も英語と筋トレに熱心に取り組んでいました。
在学中、富樫勇樹のチームは全米2位の成績を収め、富樫選手自身もベストファイブに選出されました!高校時代から海を渡り活躍していました。
富樫勇樹の高校時代の受賞歴
2010年 モントロス・クリスチャン高校ベストファイブ
河村勇輝選手と富樫勇樹選手は年齢が違うため、高校時代に直接対決はありません。もし高校時代の2人が直接対決したら・・と想像するだけでワクワクします。
いずれにしても高校時代から2人は超高校級でその実力を表していました。
受賞歴だけでみると、全米2位の富樫選手もスゴイですが、河村選手の全国大会4回優勝、MVPがより一層輝いて見えます。
河村勇輝と富樫勇樹のBリーグ成績と受賞歴で比較!
偶然撮れた物だけど、これを見てると相手のディフェンスがどうであろうと切り開く道筋が既に見えてるように思えた。#河村勇輝#横浜ビー・コルセアーズ#ビーコル pic.twitter.com/lC4PdyyAM6
— tomy_s_wind (@XB781) January 8, 2024
河村勇輝選手と富樫勇樹選手は、日本のバスケットボール界で注目されるポイントガードとして、Bリーグでそれぞれ印象的な成果を上げています。
河村選手は横浜ビー・コルセアーズでプレーし、Bリーグで最優秀選手賞(MVP)と新人賞の両方を獲得する快挙を成し遂げました。
また、富樫選手は千葉ジェッツふなばしのキャプテンとして活躍し、チームをBリーグの初優勝に導きました。2人の選手のBリーグでの実績、受賞歴、プレースタイルと評価について見てみましょう。
河村勇輝のBリーグでの成績と受賞歴
河村勇輝選手は、身長172cmという小柄な体格にも関わらず、Bリーグでその驚異的なスピードとドライビングスキルで注目を集めています。
東海大学からの進学後、2020-21シーズンに横浜ビー・コルセアーズに特別指定選手として加わり、プロとしてのキャリアをスタート。
その初シーズンで平均19.5得点と8.5アシストを記録し、Bリーグで史上初めてMVPと新人賞を同時に受賞するという快挙を成し遂げました!
さらにアシスト王や他の個人賞を多数受賞。2021-22シーズンには横浜ビー・コルセアーズと正式なプロ契約を結び、平均10.0得点、7.5アシストを記録し、アシスト王のタイトルを再び獲得という素晴らしい実績があります。
富樫勇樹のBリーグでの成績と受賞歴
富樫勇樹選手は、身長167cmという小柄でありながら、優れたシューティング能力とゲームメイクの才能を持ち、Bリーグでトップクラスのプレーヤーとして活躍中。
Bリーグが開幕した2016-17シーズンから、毎年ベストファイブの一員に選ばれており、2018-19シーズンには最優秀選手賞を受賞!
アシスト王にも2度輝いており、2020-21シーズンでは平均8.5アシストでリーグトップを記録。さらに、Bリーグのベストタフショット賞やオールスターゲームのMVPなど、多くの個人賞を獲得。
2020-21シーズンには千葉ジェッツふなばしのキャプテンとしてチームをBリーグ初優勝に導き、自身も初めての優勝リングを獲得しました!
受賞歴で言うと、河村選手も2年での受賞も素晴らしいですが、さすが1世代前から実績をもつ富樫勇樹選手の歴代の受賞の数が凄いです!
Bリーグでのプレーと評価の違いは?
河村勇輝選手と富樫勇樹選手は、Bリーグで顕著な成績を上げているが、彼らのプレースタイルと評価には明確な違いがあるので比較していきます。
一見似たタイプのポイントガードとして比較されがちだが、それぞれに独自の特徴があります。
まず河村勇輝選手は、卓越したスピードとドライブ能力を駆使して、相手ディフェンスを切り裂く重要な役割を果たしています。
特に、ゴール近くでのフィニッシュに関しては、河村選手は高い技術を持っており、身体的に優れた外国人選手との対戦にも動じない強さを持っています。
さらに、河村選手は全コートをカバーするディフェンスとスティールにも長けており、チームの守備の要としても貢献。
河村選手は、Bリーグの注目の新人として、日本のバスケットボールの新たな可能性を示していると高く評価されており、河村選手のプレースタイルは、日本のバスケットボール界に新たな風を吹き込んでいると言えます!
富樫選手は、卓越したシューティング能力とゲームメイクの才能でチームの攻撃の核として活躍。
富樫選手は特に3ポイントシュートで高い確率を誇り、2017-18シーズンにはBリーグで最多タイの3ポイントシュート成功記録を樹立。
さらに、2度のアシスト王のタイトルを獲得し、チームメイトの得点力を最大限に引き出す能力にも優れていて富樫選手はBリーグのトッププレーヤーとして、Bリーグのクオリティ向上に大きく貢献していると高く評価されています。
河村勇輝選手と富樫勇樹選手は、Bリーグにおいてそれぞれ異なるスタイルと役割を持つポイントガードですが、彼らには重要な共通点が存在します。
両選手ともに、比較的低い身長にもかかわらず、国際レベルで競争力のあるバスケットボールを追求しています。
日本代表チームでの2人の活躍は、日本のバスケットボールの将来に大きな影響を与えていることは間違いありません!
Bリーグ内での成績や影響力という点では富樫勇樹選手の貢献は凄い!あまりにも大きいとも言えます。
日本代表でのプレーと貢献度は?
ほんとにガチガチにつかれてるのに振り切ってスリーを決めてくる河村くんにあっぱれ😫#富山グラウジーズ #ビーコル #河村勇輝 #上田隼輔 pic.twitter.com/9O0HoZzeh9
— saaya (@I_amyan006) January 7, 2024
日本バスケットボール界には、身長が小さいながらも国際的な舞台で活躍する2人のポイントガードがいます!それが河村勇輝選手と富樫勇樹選手です。
2023年に開催されたFIBAバスケットボール・ワールドカップでは、この2人がそれぞれ日本代表チームのキャプテン、副キャプテンを務め、48年ぶりのオリンピック自力出場権獲得に重要な役割を果たしました。
ここでは、河村勇輝選手と富樫勇樹選手が日本代表としてどのようなプレーを見せ、どのようにチームに貢献してきたのかについて詳しく見ていきます。
河村勇輝選手の日本代表での出場と成績
河村勇輝選手は、172cmという身長ながら、チームのテンポを作るゲームメイク、ゴール方向に切り込んだときのフィニッシュ力、確率の高い3ポイントシュート、オールコートでのディフェンスなど、多彩な能力を持つ日本代表が誇る超攻撃型のPGです。
河村勇輝選手は2020年に東海大学を中退してプロに転向し、Bリーグでは横浜ビー・コルセアーズで活躍し、2021-22シーズンには新人王とMVPの二冠を達成。
河村選手は日本代表ではU16から選出され、2021年のFIBAワールドカップ2023 アジア地区予選で初出場。2023年のワールドカップでは副キャプテンとしてチームを牽引し、日本の得点源として活躍した、スーパールーキーの躍動は記憶に新しいところです。
河村勇輝の日本代表での出場と成績!
大会 | 試合数 | 出場時間 | 得点 | リバウンド | アシスト | スティール | ブロック | EFF |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FIBAW杯2023 アジア地区予選 | 10 | 23.8 | 13.6 | 2.9 | 7.6 | 1.5 | 0.1 | 18.4 |
FIBAアジアカップ2022 | 7 | 23.4 | 12.9 | 3.1 | 5.9 | 1.4 | 0.0 | 16.4 |
SoftBankカップ2022 | 2 | 24.0 | 14.0 | 3.0 | 5.0 | 0.5 | 0.0 | – |
国際強化試合2023 | 9 | 21.8 | 13.1 | 2.7 | 5.1 | 1.1 | 0.1 | 14.9 |
FIBAワールドカップ2023 | 5 | 23.8 | 13.6 | 3.4 | 6.4 | 1.2 | 0.0 | 16.6 |
富樫勇樹の日本代表での出場と成績は?
自分がミスした時は凄く悔しがって
仲間がミスした時は歓声の中でもハッキリ聞こえる大声で『レッツゴーレッツゴー!』って手を叩きながら励ます姿が凄くすき
強い気持ちでチームを引っ張る強いハートが大好き
だからマイナスな事が起きても私も拍手で応炎してる#富樫勇樹 選手が教えてくれた大切な事 pic.twitter.com/MaqJyfa34o— Mari ꪔ̤̮ ⑅*˖ (@Smile_OuO_v) January 8, 2024
富樫勇樹選手は、身長167cmと小柄でありながら、卓越したスピード、ドリブル技術、そして勝負所での強さを発揮する3ポイントシュートで知られるポイントガード。
富樫選手は日本バスケットボール界の顔として、Bリーグの千葉ジェッツで活躍しており、2018-19シーズンにはリーグMVPを獲得しました。
アメリカの高校時代から日本代表の候補に名を連ね、2019年のワールドカップは指の怪我で出場できませんでしたが、2021年の東京オリンピックでは日本代表としてプレイ。
日本代表チームのホーバスヘッドコーチは就任以来、富樫選手をチームの中心選手として重用し続けて、2023年のワールドカップでは、キャプテンとしてチームを率い、パリオリンピック出場権を獲得しました。
富樫勇樹の日本代表での出場と成績
大会 | 試合数 | 出場時間 | 得点 | リバウンド | アシスト | スティール | ブロック | EFF |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FIBAW杯2023 アジア地区予選 | 12 | 21.6 | 6.8 | 1.5 | 4.8 | 0.8 | 0.0 | 7.3 |
FIBAアジアカップ2022 | 7 | 18.9 | 9.4 | 1.7 | 4.4 | 0.6 | 0.0 | 10.6 |
SoftBankカップ2022 | 2 | 21.0 | 11.0 | 0.0 | 3.0 | 0.0 | 0.0 | – |
国際強化試合2023 | 9 | 16.5 | 9.1 | 1.1 | 3.8 | 0.6 | 0.0 | 7.9 |
FIBAワールドカップ2023 | 5 | 18.8 | 4.0 | 1.4 | 3.4 | 0.4 | 0.0 | 3.0 |
直近のワールドカップで見ると、河村選手の得点力、ディフェンス力の凄さが最強と言えます。
まさに新時代の超攻撃型ポイントガードとして、ワールドクラスのスピードと攻撃力ですね。
日本代表でのそれぞれの役割!
富樫勇樹選手と河村勇輝選手の2人はポイントガードとして活躍しながら、日本代表チーム内でそれぞれ違う役割で貢献しています。
まず富樫勇樹選手は、日本代表チームの経験豊かなベテランとして、チームの結束を高める役割を担っており、富樫選手は若手選手たちのサポートやチームのリーダーシップを発揮。
自らドライブやシュートを仕掛けることもありますが、チームメンバーのサポートに回ることも多い印象。
一方、河村勇輝選手は、日本代表の新しい顔として、攻撃の主導権を握り、独自のパスワークや得点能力でチームに勢いをもたらすタイプ。
河村選手はディフェンス面でも積極的にプレッシャーをかけ、スティールや速攻の機会を創出する攻撃型ポイントガードとも言えます。
このように、富樫勇樹選手と河村勇輝選手は、日本代表チームのポイントガードとして、それぞれの特色を活かし、チームの強化に大きく貢献しています。
2大ポイントガードが国際舞台で日の丸を背負い、共に戦う姿は、日本のバスケットボールファンに感動と希望を与えて続けています。パリ五輪でも2人の力強い共闘が日本代表としての活躍が期待されます。
プロフィールまとめ
河村勇輝選手は、2001年5月2日生まれの22歳で、山口県柳井市出身。
家族構成は、教師でバスケットボールチームの指導者の父親、保育士の母親、そして2人の姉。
右利きで、血液型はB型。
河村選手がバスケットボールを始めたのは6歳で、小学生時代の地元ミニバスケットボールチームでプレーし、全国優勝を経験。
中学時代は柳井中学校で全国ベスト16の成績、高校は福岡第一高等学校に進学し、全国大会で4回の優勝を経験し、ウインターカップで2連覇と数々の偉業を達成!
高校3年生の時には、Bリーグの三遠ネオフェニックスに特別指定選手として加わり、B1リーグで最年少出場と得点の記録を樹立し鮮烈なBリーグデビューを果たし2020年には東海大学に進学し、インカレで優勝。
2021年には横浜ビー・コルセアーズで特別指定選手として活躍し、新人賞ベストファイブに選出され2022年には日本代表候補として初めて選出、アジアカップに出場。
2023年にはフォーブスの30アンダー30アジアに選出される世界的な栄誉も獲得!
河村選手の目標は、日本代表のポイントガードとして世界に挑戦し、NBAでのプレーを目指しています。
富樫勇樹選手は新潟県出身、O型で、右利き。
2011年には日本代表に初選出、以降10年以上にわたり日本代表の中心選手として現在も活躍中。
プロでビューは2012年にはbjリーグの秋田ノーザンハピネッツに入団から。2016年にはBリーグの千葉ジェッツふなばしに移籍し、現在も所属。
2018年にはBリーグのベストファイブに選出され、2019年には日本代表のキャプテンとしてワールドカップに出場しパリ五輪への出場を獲得。富樫選手の目標もNBAでのプレーすることです。
河村勇輝と富樫勇樹どっちが最強PG?高校時代から凄さを比較まとめ
河村勇輝選手と富樫勇樹選手は、日本代表チームのポイントガード(PG)として、それぞれ独自のスタイルと能力でチームに大きく貢献しています。
河村勇輝選手の強みは、爆発的なスピードとアグレッシブなプレースタイルです。
河村選手はチームにエネルギーをもたらし、攻撃のバリエーションを増やす能力も。
あえて課題を挙げるとすれば、経験不足や、まれに見られるパスカットや攻撃中にボールを奪われることがある事です。
富樫勇樹選手の強みは、豊富な経験と戦術的な理解の高さ。
ベテランプレーヤーとして、冷静なゲームメイクと正確なシュート技術を持ち、チームを安定させる役割に長けています。
一方、課題があるとすれば、怪我によるコンディション管理や、世界戦での高いプレッシャーの中での高いパフォーマンス維持、得点力が求められます。
このように、2人の日本代表ポイントガードの相補性は、日本代表チームの大きな利点となります。
現にワールドカップ2023で富樫選手の安定感と河村選手のダイナミズムが組み合わさることで、チームは様々な戦略を展開することができ、チームに多様性と深みをもたらし、相手に対する予測不可能性を高め日本代表が世界で勝ち星を得、パリ五輪への出場を獲得しました。
ある意味2人とも最強PGですが、今後も日本代表の2人のポイントガードは、互いに補完しあうことが最強PGと言えます!
彼らが一緒にプレイする時、それは単に相手のディフェンスラインを破るだけでなく、攻撃の多様性とリズムをもたらし、交互にプレイすることで、チームの疲れを管理し、戦略を調整するのにも役立ち、モチベーションと集中力を向上させることで世界戦、パリ五輪での活躍も大いに期待できます。
河村勇輝選手と富樫勇樹選手は、日本のバスケットボール界を牽引するPGとして、今後も成長し続けます。パリ五輪、ワールドカップでの活躍を応援しましょう!
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