ガードやフォワードポジションの方はバスケットシューズを選ぶ際、ローカットモデルに注目している方も多いのではないでしょうか。
ローカットのバッシュにはさまざまな種類があり、どれを選ぶべきか考える方もいるかもしれません。 今回は、おすすめのローカットバスケットシューズを厳選してご紹介していきます。ローカットのバッシュのメリットや選び方のポイントも詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ローカットのバッシュとは?基礎知識
バスケットシューズには、ローカット以外にもミドルカットやハイカットがあります。このセクションでは、ローカットバッシュの特徴と、他のカットモデルとの違いを解説していきます。
ローカットバッシュの特徴とは?
ローカットのバッシュは、足首が見えるデザインで、足首の可動域を広く確保できるのが特徴。 最近のバスケットボールでは、機動力が重視されており、ローカットシューズの軽さと動きやすさが選ばれる理由の一つですつです。
NBA選手のシグネチャーモデル(有名プレーヤーとコラボして、名前を冠したモデル)にもローカットが多く見られるほか、日本でもその人気が注目されています。
ハイカット・ミドルカットバッシュとの違い
バッシュは、履き口の高さによってローカット、ミドルカット、ハイカットに分類されます。
ハイカットのバッシュは足首を完全に包み込み、安定感があるのが特徴。 足首をしっかりサポートするため、怪我のリスクを軽減します。
ミドルカットは、ハイカットとローカットバッシュの中の位置し、サポート力と動きやすさのバランスが取れたモデルです。
初心者や足首の怪我を防ぎたい方には、ハイカットやミドルカットが安心ですが、機動力を重視するプレイヤー、つまりガードポジションやフォワードポジションの方にはローカットのバッシュがおすすめです。
ローカットバッシュを選ぶメリット5つ
次に、ローカットのバッシュを選ぶ際の3つのメリットをご紹介します。
- 軽量で動きやすい
ローカットシューズは軽量で、片足あたり約350〜400gと比較的軽いのが特徴でスピードと運動力を求めるプレイヤーに最適。足首自由な操作可能なため、瞬時の反応速度を向上させ素早い判断が必要なプレーにも対応しやすくなります。 - 価格が比較的リーズナブル
ローカットのバッシュは、ハイカットやミドルカットに比べて価格が抑えられていることが多く、ハイカットと比べてバリエーションが豊富です。
ナイキやアディダスなどの有名ブランドだけでなく、様々なブランドから幅広いモデルが展開されているため、コストパフォーマンスに優れています。 - 通気性
デザインが開放的であるため、通気性が良く、足の蒸れを防ぎます。これにより、快適な履き心地が持続し、特に暑い環境や長時間の練習・試合でのパフォーマンスが向上します。 - 改善された反発力
軽量で柔軟な構造のおかげで、足とシューズの間の感覚が鋭く、地面からの反応をダイレクトに感じることができます。これは、プレイ中のパフォーマンスを向上させる要素となります。 - 豊富なカラー・デザイン
ローカットモデルは、カラーやのバリエーションが豊富で、自分の好みに合ったシューズを選びやすいです。シグネチャーモデルも多く展開されており、好きな選手と同じデザインのシューズを履けますも可能です。練習や試合で個性を出したい方には、ローカットの多様なデザインが魅力的です。
ローカットバスケットシューズが多くのバスケットボールプレイヤーにおすすめされる理由は、以下の点に集約されます。
これらの特性により、ローカットバスケットシューズは多くのプレイヤーにとって理想的な選択肢となっており、幅広い動きやプレイスタイルをサポートするための重要なアイテムとされています。
ローカットバッシュを選ぶ際は、これらのポイントを参考にして、自分にぴったりのモデルを見つけましょう。
最近では、ハイカットに対応してローカットが主流となっており、デザインやカラーバリエーションも豊富に展開されております。
同じモデルでも複数のカラーが用意されており、他のプレーヤーとシューズがかぶりにくいのもポイントです。
ローカットバッシュの2つのデメリットとは?
ローカットのバッシュには、プレー中に注意すべき2つのデメリットがあります。
- 脱げやすい
- 安定感に欠け、捻挫のリスクが高い
これらの点を理解した上で、自分に合ったバッシュを選ぶことが大切です。
脱げやすい
ローカットのバッシュは足首を完全に覆っていないため、ハイカットに比べて脱げやすいことがあります。 特にゴール下での接触や、他のプレイヤーに踏まれたりした際に、シューズが脱げるリスクがあります。
安定感が弱い、捻挫のリスクがある
ローカットは足首の自由な動きを確保できる逆に、ハイカットと比べて安定感が劣ります。
過去に捻挫を繰り返している方は、特に注意が必要。しっかりサポートしてくれるハイカットの方が、捻挫の予防には適しているでしょう。
ローカットバッシュを選ぶ際の2つのポイント
ローカットのバッシュを選ぶ際には、以下の2つのポイントを意識しましょう。
- つま先に余裕のあるシューズを選ぶ
- 自分のポジションに合ったシューズを選ぶ
これらのポイントを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
つま先に適度な余裕のある靴を選ぶ
バッシュ選びの際は、足の指先約と靴の先に0.5~1.0cm程度の余裕があるものを選ぶことがおすすめです。バッシュサイズが小さいと窮屈になり、大きすぎると靴の中の足が動いて不安定になります。 そこそこ余裕があるシューズを選ぶことで、パフォーマンスの向上や怪我の予防が期待できます。
さらに、ブランドやモデルによってサイズ感や横幅が異なります。
例えば、ナイキはやや細身に、ミズノは幅広めに作られていることが多いです。あなたの足に合ったバッシュを選ぶことが大切です。
ポジションに応じたローカットバッシュの選択
ローカットのバッシュは軽さと機動性に優れており、スピードを重視するプレイヤーに最適です。
ポイントガードやシューティングガード、スモールフォワードなど、コートを縦横無尽に走り回るポジションに向いているます。
ただし、他のポジションでも、俊敏な操作を求められるシーンが多く、プレースタイルによってはローカットが適していることもあります。自分のポジションとプレースタイルに合わせて、最適なバッシュを選びましょう。
人気上昇!おすすめのローカットバッシュ14選
ここでは、ローカットバッシュを探している方におすすめのモデルをご紹介します。
レディースモデルも含まれており、サイズやカラー、重量など、各モデルの詳細情報もお届けしておりますします。
NIKE / カイリー ロー 5 EP
このモデルは、NBA選手カイリー・アービングからインスピレーションを得たシューズ。精密に設計されたアウトソールにより、加速、減速、方向転換がスムーズに進みます。
楽天で気になる価格をチェック!
NIKE / JA 1 EP
NBAプレイヤーのジャ・モラントのシグネチャーモデルで、彼のサインやがデザインされています。前足部にはZoom Airユニットが搭載されており、ジャンプ力をサポートし、高いジャンプからの着地時にもクッショニングが続いて快適です。
NIKE / カイリー フライトラップ VI EP
このモデルは、優れたクッション性と方向転換のしやすさを特徴。
カイリー・アービングのシグネチャーモデルで、フィット感と安定性に優れており、XDRラバーアウトソールが屋外コートでも高い耐久性を発揮します。
NIKE / ヤニス・アデトクンボ ズームフリーク 4
ヤニス・アデトクンボのシグネチャーモデルで、ブラックを控えたシンプルなデザインが特徴の一足です。 ナイキのシルバーロゴがアクセントとなっており、初心者にも手軽に選んでいただけます使いやすいモデルです。
アシックス /GLIDE NOVA FF
アシックスのNOVAシリーズから登場したローカットバッシュです。
靴下のようにフィットするインナーブーティを採用し、軽量かつクッション性に優れたデザインが特徴。 全5色から選べ、価格もお手頃です。
アシックス /ゲルバースト 24 LOW
アシックスの人気シリーズ「GELBURST」のローカットバージョン。
プレイヤーのパフォーマンスを最大限に引き出すために、高速化する現代バスケに対応した設計が実施されています。
ナイキ /レブロン XVIII
NBAのスーパースター、レブロン・ジェームズのシグネチャーモデル「LEBRON XVIII」は、彼のパワフルなプレースタイルをサポートする一足。ニット構造のアッパーが軽量で優れたフィット感を提供し、パフォーマンスを向上させます。
ナイキ /PG4
ポール・ジョージの4作目のシグネチャーモデル。クッション性能を重視した設計で、シューターやディフェンスプレーヤーにおすすめの一足です。
ナイキ /KYRIE LOW 3 EP
カイリー・アービングのローカットシグネチャーモデル第3作目。ミッドカットの「カイリー6」と同様のストラップを採用し、俊敏性を追求しています。
ナイキ /ZOOM FREAK 2
ヤニス・アデトクンボのシグネチャーシューズ第2弾。軽量で柔軟な設計が特徴で、履き心地が良く、自由なコンセプトを求められるプレーに最適です。
ナイキ /KOBE MAMBA FURY EP
コービー・ブライアントのシグネチャーモデル「マンバ フューリー」。軽量でシンプルなデザインが特徴で、初心者から上級者まで幅広く愛されています。
ナイキ /ズーム ライズ 2
ナイキの「ズームライズ」シリーズ第2作目。軽量性と反発性に優れ、エネルギーリターンが向上した一足でクッション性と履き心地で高評価。
ナイキ /ジョーダン リアクト エレベーション
ジョーダンブランドのリアクトシリーズ。軽量性、反発性、耐久性を守り、ヒール部分はアキレス腱をサポートする設計になっています。やはりジョーダンシリーズはデザインとロゴがめを引きます。
ナイキ /エア ジョーダン 34 ロー
ジョーダンシリーズ史上最も軽量なモデル。ルカ・ドンチッチも着用するなど、NBAでも高く評価されています。
ローカットのバッシュは捻挫しやすい?
以前は、バスケットシューズと言えばハイカットが一般的でした。 その理由の一つは、ハイカットバッシュが足首をしっかりサポートし、捻挫を防ぐと広く信じられていたためです。
しかし、最近の研究では、ハイカットとローカットのバッシュでは挫するリスクに大きな違いがないことが明らかになりました。
また、各ブランドが継続してローカットバッシュを発売していることからも、ローカットが現代のバスケットボールで一般的な選択肢になっていることがわかります。 まだ試したことがない方は、この機会にローカットバッシュの軽さや動きやすさを体感してみてはいかがでしょうか。
もちろん、ハイカットが悪いわけではありません。足首をしっかり固定するハイカットは、安心感と安定性を享受できます。
例えは、捻挫を繰り返しているステフィン・カリーやデリック・ローズも、ハイカットのシグネチャーモデルを履いていたことがあります。足首のサポートに不安がある方には、ミッドカットやハイカットも良い選択肢です。
結論として、シューズのカットの高さが怪我に直結するわけではなく、好みに応じて選んで問題はありません。
ローカットバッシュが流行したきっかけ!
かつて、NBAではハイカットシューズが定番でした。 例えば、マジック・ジョンソンやマイケル・ジョーダンが活躍していた頃は、ローカットのバッシュを履いている選手はほとんどおらず、各ブランドもハイカットモデルしか作ってなかったありませんでした。
その中で、NBAのレジェンドであるコービー・ブライアントがローカットバッシュを履いて活躍。
コービー・ブライアントは、サッカーでは足首の自由な動きを重視したローカットシューズが主流であることに着目し、バスケットボールにも軽くて動きやすいローカットシューズがあっても良いのではないかと考えたのです。
今度誕生したのが、コービーの4作目のビーシグネチャーモデル「コー4」、初のローカットバッシュです。
2009年、コービーは周囲がハイカットシューズを履く中、ローカットを履いてシーズンを戦い抜き、怪我もなく、チームはNBA優勝を果たしました。この成功により、ローカットバッシュは注目を集め、バスケットボール界全体に普及のきっかけとなりました。
コービー・ブライアントの成功に伴い、ローカットバッシュは瞬く間に世界中で人気を博し、今ではハイカットを凌ぐほどの存在になりました。
ローカットバスケットシューズのおすすめ人気ランキング14選!まとめ
ローカットデザインは足首の可動域を広げるため、プレイヤーはより速く、より機敏に動くことができます。これは特にフルコートでの速いプレイや、迅速なディフェンスからオフェンスへの転換を求められるシチュエーションにおいて、その価値を発揮します。
ローカットバッシュは、足首への圧力が少ないため、足首の怪我からの回復中のプレイヤーや、足首の過度な制約を好まないプレイヤーに適し、足首の自然な動きを妨げず、怪我のリスクを低減しながらも適切なサポートを提供します。
これらの理由から、ローカットバスケットシューズは多くのプレイヤーから支持され、様々なプレイスタイルやニーズに応じた最適なフットウェアとして推奨されています。
バスケットボールのパフォーマンスを最大限に引き出すために、自分に合ったローカットバッシュを選ぶことが重要です。
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